2009年12月27日日曜日

無力感

最近、日本の政治を見ていて思うことがあります。



来年度の予算が92兆円をこえたとか、過去最大規模だとか、マニフェストを優先して財政規律を緩めたとか。

新聞の話題は予算の話ばかり。

なぜならそれは私たちの税金がどのように使われるかという問題であって国民の関心が高いから。

たしかに予算の使い道は僕も気になります。はてして日本の財政は破綻しないのか?今の予算で景気を浮揚させることは出来るのか?コンクリートから人へという方針は正しいのか?暫定税率は維持すべきなのか?

しかし、以上のようなことをいくら考えても、無力感に襲われます。


それは自分の生活に直結してるとは思えないから、また直結していてもその影響は極めて限定的だと思われるから。これは今の社会的立場が関係してるかもしれないが。子ども手当てに所得制限がかかったことで何が変わる?土地改良事業の予算が半額になったからって自分に関係あるの?

そして無力感に襲われる理由として最も大きなものは、“結局自分には何も変えられないから”。何を当たり前のことを言っているんだと言われるかもしれませんが、僕が何を考えようと、何をしようと何も変えられないという気持ちがあります。

概して“関係ないじゃん”という自己中心的な思考が特に若い世代の政治への無関心の根底にあると思います。

ああ無力、



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